「生きる」は生と死の平衡秩序です。
すべての存在は秩序が乱雑化して混沌化する中に生じる平衡系です。
原子からして原子核と電子の平衡系です。
多数の化学反応が組み合わさって代謝する平衡系を作っているのが生物です。
生物の代謝平衡系の創発が生です。
生物の代謝平衡系の喪失が死です。
生物は代謝平衡系の創発である生と喪失である死の平衡秩序として生きています。
地球に生きる
地球生物は主に太陽の秩序エネルギーを受け、化学反応で無秩序化して生きています。
過酷な環境では化学エネルギー秩序を無秩序化して生きる細菌もいます。
代謝平衡秩序の基本単位は細胞です。
細胞の代謝平衡秩序が乱雑化すると、分裂して代謝平衡秩序を更新します。
多細胞生物は単細胞である受精卵にまで戻って再構成します。
代謝平衡秩序を維持する情報を保存しているのが遺伝子です。