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「意味」の補足

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宇宙誕生

宇宙の誕生は138年前と見積もられています。
誕生時の宇宙は超高温超高密で何物も区別できません。
均等とは他があって、他のすべてと差異の無いことです。
誕生時の宇宙は差異もない、したがって他もない大きさも原子よりも小さな点であったと推定されます。
したがって意味もありません。
意味は他との関係で現れ、見出される物です。
誕生時の宇宙は比較される他者が存在しませんでした。
その後宇宙は膨張により温度圧力が低下して素粒子、原子、分子と創り出す物質進化を辿ります。
「進化」となると意味を考えたくなりますが、考える人も当時にはいませんでした。

自然の意味

人の手の及んでいない自然にも意味はありません。
宇宙も自然も同じです。
宇宙に意味が無いように、自然にも意味はありません。

自然の頓着

自然を擬人化して捉えがちです。
自然災害で被害を被ると自然を恨んだり、被害の理由に悩むこともあります。
人の身体も他の物と同じ物質でできています。
自然に働く力は人の身体にも同じように働きます。
天変地異はすべての物と同じ作用です。
人にとって大切な身体、命であっても特別ではありません。
恐れるべきは人間による暴虐なり無関心です。
人の行為なら人が治めることができるべきです。

人が見つける意味

意味は人が見出します。
意味と同じく価値も人が見出し、人が創造します。
意味は他との関係に表れます。
関係を評価して意味になります。
関係の評価なしに意味はありません。
自然に関係はありますが、自然は関係を評価しません。
生きているのは身体の代謝秩序としてです。
生きての生活の基礎は飲食し、排泄し、働き、休むことです。
人は60兆個の細胞でできていると言われますが、その内毎日1兆個の細胞が入れ替わっています。
細胞では常にエネルギーを担うATPが作られ、消費されて活動しています。
生命を維持する生化学反応は酵素によって制御されますが、その酵素も含む全てのタンパク質はアミノ酸から作られ、分解されています。
分子レベル、細胞レベル、臓器レベル、身体レベルで常に連続する代謝によって生きています。
身体レベルを超えて人は社会生活で生き、社会的活動である経済によってそれぞれの代謝を維持しています。
人の生存秩序も乱雑化して失われながら生み出される代謝です。
ヒトの代謝秩序は自然の秩序の内にあります。
人の秩序の有り様が人にとっての意味になります。
失われながら生み出される秩序の実現が生きる意味です。
自然環境の保全、資源浪費の削減、社会経済の安定、秩序を実現し表現する文化に意味があります。

生きてる望み

生きている世界の秩序が頼りです。
自然秩序、生存秩序、社会秩序、生活秩序、文化秩序を理解して意味が定まります。
秩序の実現、維持が意味であり、価値になります。
秩序の実現、維持を担い、担って意味を見出し、価値を創造できます。
生きること、生きての望みが意味になります。

人も、生き物も皆、生きて死にます。

秩序を担って生きています。

命をいただき、命を捨てて生きます。

生きるのは自分という秩序の実現です。


関連項目

 

外部リンク