臨界期
眼だけでは見ることができません。
眼に入った光は大まかに、網膜の受光細胞で神経電気信号に変換され、大脳ので数段階の信号処理を経て解釈されます。
脳の信号処理は実際の信号処理を経験しながら、受けた信号と解釈が一致し続けるよう神経細胞の結びつきを作りあげる訓練が必要です。
この神経細胞の結びつきを完成させる訓練には脳の発育段階の制限、臨界期があります。
ですから眼が原因で見えずに育った場合、見えるように手術しても訓練なしに物を見分けることはできません。
しかも、訓練には身体の動作経験と同期する必要があります。
書く訓練
言葉を聞き、話す能力は親や身近な人との会話で身につきます。
脳には専用の言語野が遺伝的に備わっています。
しかし、文字は訓練、練習しなくては読み書きできるようになりません。
特に、漢字は手を使って書く訓練が有効です。
ですから逆に、文字に書くことでよりよく考えをまとめることができます。
豊かさ
人は年を取ると高音から聞こえなくなります。
それでも豊かな音楽を楽しむことができます。
白樺派の人々は雑誌の白黒写真でロダンの彫刻、ルノアール、、セザンヌ、ゴッホ等の絵画、美を鑑賞できました。
情報量が少なくても豊かな世界を感じることができます。
少ない情報量から豊かな対象を捉えるのは、勉強によって豊かな世界観を築いておけるからでしょう。