論理
論理は区別と関係を表現します。
論理は区別の関係を表現します。
論理は関係する区別を表現します。
論理は対象の区別と関係を区別の関係として表現します。
論理は区別される言葉、概念、記号等の表徴間の関係として表現します。
論理の基本は区別される要素の関係を集合として表現します。
論理の基礎は集合論です。
論理は関係の区別も表現します。
論理は関係の関係として構造も表現します。
区別と関係は相補する相互規定です。
任意の区別、偶然の区別では成り立ちません。
存在は区別されて関係を実現します。
存在は相互作用して互いの区別を実現、表現します。
関係は区別を定め、表現します。
区別は関係を実現し、表現します。
物理的に場が励起して区別される粒子の関係が実現します。
区別される粒子の関係で場が定義されます。
論理は世界の二面である存在と認識の対応を関係づけ、一つの世界を表現します。
世界は存在と認識の二面で構成されると解釈できます。
旧来の物心二元論を客観的に表現する解釈です。
存在と認識どちらがどちらではなく、どちらも表で、他が裏です。
存在と認識のどちらも区別と関係で物事を表現しています。
分かることは、分けることであり、区別と関係を明らかにすることです。
論理が存在と認識からなる世界の全てを区別と関係を表現します。
論理は存在と認識と共に世界を三位一体で表現します。
区別は同一性にある差異性の表現です。
全ては存在であり、全ては存在する対象として対等です。
存在の否定である「非存在」は観念による表現であり、存在は否定されています。
存在は相互作用して個別秩序を実現し、区別と関係を表現します。
秩序は混沌との区別であり、秩序の混沌化にあって個別秩序を区別します。
区別は個別性を表現します。
個別秩序は混沌化、平衡化にあって保存されます。
同一性が保存されて個別性を表現します。
個別秩序の変化と不変として表現される差異は基本的、普遍的区別です。
個別は唯一性を表現します。
唯一性である個別は他の個別と共にあって数多性を表現します。
個別間の区別にあるのは単一性であり、単一の個別全体が多数性を表現します。
関係は差異性にある同一性を表現します。
同一性が関係を成し、差異性が関係を区別します。
区別は関係にある差異性と同一性を表現します。
区別される存在があって関係するのでなく、関係して区別される存在が実現します。
電磁気作用があって陰陽が区別されます。
生物が進化しての有性生殖で雌雄が区別されます。
区別する関係は対等であって、互いにの存在を前提にする区別です。
「論理的」とは区別と関係が必要十分に明確なことです。
関係があって区別は表現されます。
関係が同一性を表現し、差異性が区別を表現します。
関係の同一性を無視した論理は詭弁になります。
関係の同一性の無視はすり替えの論理です。
同一性だけで区別を連ねた論理は歪みます。
偶然の組合せによる区別の再現性は必然ではありません。
論理は存在から切り離された観念ではありません。
論理は存在秩序が実現する区別と関係を表現します。
認識の区別であっても、分析だけに止まりません。
認識でも区別と関係が相補して、分析と総合を踏まえての区別です。
区別は存在単位、存在基礎だけでなく、すべての個別が対象です。
他との差異が相対的であっても基準によって区別は成り立ちます。
連続する対象でも何らかの基準が適用できれば差異を区別できます。
ただし、論理的に表現するには基準自体の区別と関係に普遍性が必要です。
長さの単位、重さ等の単位表現は合意によって定まります。
論理は秩序を法則として表現します。
論理は保存される関係秩序を法則として表現します。
秩序は一定の関係に区別される差異を表現します。
また、秩序は一定の区別に関係の変化を表現します。
いずれも変化に対する保存が表現されます。
変化に対する保存は対称性の表現です。
物理学ではネーターの定理が逆転して表現されます。
変化、差異に対して保存される関係表現が個別秩序です。
秩序には失われて混沌化する一般秩序と、そこに創発する個別秩序があります。
秩序は偶然性にあって実現する必然性です。
法則は秩序の論理による表現です。
法則は実現する秩序の区別と関係を論理によって表現します。
法則は環境条件の区別と関係を明らかにし、対象の区別と関係を表現します。
法則は秩序を認識した人による表現です。
ですから、法則は人の表現であり、対象としての客観的存在ではありません。
ですから、法則は発見できても、発明することはできません。
法則に基づく対象の説明、理解が理論です。
論理は法則によって対象を理論として説明します。
理論は秩序の実現、発展を法則の論理展開で説明します。
論理は関係の区別も表現します。
論理は関係間の関係を区別します。
関係が同じか違うかを区別して論理は一貫します。
論理の関係の区別は構造、階層を表現します。
関係の論理関係を区別できなければデタラメになります。
風が吹けば桶屋が儲かる論やご飯論法は関係の関係が定まっていません。
論理は存在秩序の普遍的表現です。
存在は区別と関係を実現する相互作用秩序ですから。
存在秩序は失われながら個別秩序を実現しています。
存在秩序は熱力学の第二法則と物質進化とを表現しています。
存在は秩序の混沌化と創発として矛盾しながら実現しています。
存在は相互作用して互いを区別する関係秩序を実現し、表現します。
存在秩序の区別と関係の表現が論理です。
存在の斉一性が論理の普遍性を保障します。
定義は存在秩序の普遍性にある対象の個別性を規定します。
弁証法論理は矛盾する個別性の規定を普遍的関係で止揚します。
論理は区別と関係の普遍性を表現します。
論理の基礎は定義された関係で区別される要素と、その集合関係を表現します。
論理は集合も要素として階層を表現します。
論理の対象となる要素は他と区別される関係で定義されます。
他と区別する関係で規定する集合が内包定義です。
他と区別する要素で規定する集合が外延定義です。
論理は完全性と無矛盾性で成り立ちます。
完全性は対象の全てを含みます。
完全性は全ての相互関係が閉じます。
相互に区別する関係で個別は相互規定します。
個別間の相互規定のすべてが連なって関係は閉じます。
無矛盾性は対象間の相互関係が整合します。
論理は区別と関係に矛盾のない規定として表現されます。
論理は表現に含まれる、生じる区別と関係の矛盾を追及することで秩序を明らかにします。
論理は矛盾を孕みます。
存在自体が矛盾していす。
存在秩序は失われ、平衡化する過程に秩序を創発します。
エントロピーの増大化と物質進化の歴史です。
認識自体が矛盾していす。
認識は主観世界に客観世界を表現します。
意識は他者の意識を、自らと同じに意識できないにもかかわらず意識します。
論理には論理矛盾があります。
集合を要素とする集合が矛盾を孕みます。
ゲーデルの不完全性定理です。
孕む矛盾を超えて論理は発展します。
2025.04.17